保育園の補助金不正受給を防ぐたった一つの完璧な方法
保育園経営者による補助金不正受給を防ぐには、補助金の詳細をネットで公開させることが有効です。
補助金の詳細を公開すれば、保護者や保育園労働者のチェックにより不正はすぐばれるようになり、補助金不正受給を防ぐことができます。
保育園経営者による補助金不正受給の主な手段
- 児童の数を水増し
- 保育士の数を水増し
- 設備投資の補助金をごまかす
- 常駐労働者の数をごまかす
下記のように補助金の詳細情報が園や区市などのウェブページで公開されていれば、不正はすぐばれます。
児童50人分の補助金 -- 1億円
外壁補修補助金 -- 500万円
常駐調理師設置補助金 -- 100万円
児童が 20人しかいないのに 50人分の補助金を受け取っていれば、保護者や保育士には不正が一目瞭然です。
外壁補修の補助金を受け取りながら、補修していなければ、保護者、保育士、市民にも不正がばれます。
常駐調理師設置補助金を受け取りながら、常駐調理師がいなければ保護者や保育士に不正がばれます。
■ 保育園の情報開示体制の現状分析
保育園の情報公開姿勢は最低です。
補助金の細目どころか、総額すら公開していない園もありました。
不正がばれないようにするために補助金の詳細、使途を隠しているとしか思えません。
利権の闇に光をあて白日の下にさらすことが必要です。
http://florence.or.jp/about/ir/
駒崎さんのフローレンスは社会福祉法人でなく NPO なので法令上の開示義務が違うので、開示姿勢は平均的な社会福祉法人より少しましのようです。
しかし、定員、人員配置、受給補助金の詳細は上記ページになく、1年間に約9億円の補助金等が流れ込んでいるにもかかわらず、補助金詳細や効率的に使われているか外部から全く不明です。
フローレンス主力事業のおうち保育事業(小規模保育園事業)
収益6.9億円 = 補助金6.4億円 + 事業収益0.5億円
2016年度の期中推定定員は 200名程度なので児童一人当たり300万円以上の補助金等が投入されているようです。